この記事は現役医師監修のもと、架空のキャラクターのさつき先生が、がん検診を受けてみようとお考えのあなたにわかりやすく検査キットでのがん検診について解説しています。


内閣府が発表した2017年世論調査で、がん検診を受けたくない理由で一番多いのが「時間がない」でした。

多くの病院では日曜はお休みで土曜は午前中しか開いておらず、行っても混雑しているんだろうと考えると、「自分はいたって健康そのものだしわざわざ行くこともないだろう」と考えてしまいがち。
平日は仕事や家事に追われて、わざわざ受けに行く労力や時間の工面を考えるとがん検診の受診率が低い水準にあることもうなずけます。

時間がなく病院に行けなくても手軽に健康状態がわかる方法はあるのでしょうか?
それを解決してくれるのが検査キットです。

検査キットは、自分の血液や尿などを郵送で送るだけで、がんのリスクがわかる検査法です。
自宅で検査できるので、病院になかなか行けない人でも簡単に検査ができます。

ここでは検査キットとはどういう検査なのか?主な検査キットの種類や検査の流れ、検査キットのメリット&デメリット、おすすめの検査キットをお話ししていきますね♪

ではっ!

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がんの検査キットとは?

検査キットとは、主に血液や尿を使って、がんに罹るリスクがあるかどうかを調べる検査道具が一式なったキットです。
病院に行かなくても自宅で健康チェックができるのが特長で、仕事や家事、育児で忙しく、なかなか病院に行けない人におすすめです。
検査項目は、がん、生活習慣病、性病(性感染症)など。幅広く疾患をチェックすることが可能です。

検査キットに向いている人とは?

  • 検査に行く時間がない人
  • 病院が苦手な人
  • 誰にも知られたくない人
  • 人間ドックのオプション選びに利用したい人

検査では特定の病気の病気がわかるものではありません。
人間ドックのオプションを選ぶときの目安として使うには大変おすすめです。
あくまでも自分の健康状態を知るためのツールとして利用しましょう。

主な検査キットの種類

がんの検査キットには主に血液検査キット、がん検査キット、遺伝子検査があります。

血液検査キット

血液検査キットとは、自宅で簡単に採血できる在宅検査キットのことを言います。
指先の少量の血液を採るだけなのでとても手軽です。

検査でわかる病気は、がん(悪性腫瘍)、脂質異常症、脳梗塞、動脈硬化、胃潰瘍、高尿酸血症、肝臓病、糖尿病、腎機能障害、心筋梗塞などがあります。

>>血液検査を受けるには?

がん検査キット

血液・尿・便などを採取して郵送で送るだけで、自宅に検査結果が届きます。
男女別でかかりやすいがんの検査をセットにしたものや、単体のがん検査など種類は様々です。
例えば健康バスケットの「女性応援セットA」は、乳がんや子宮頸がんといった女性特有のがん5種類を一度に検査できるセットになっています。

健康バスケット 女性応援セットAの内容

  • 子宮頸がん検査
  • ピロリ菌検査
  • tf大腸がん検査(2日法)
  • 胃がん検査
  • 骨粗鬆症検査

付属品として「乳がん自己検診グローブ」

>>おすすめのがん検査キットは?

遺伝子検査

遺伝子検査とは、ある個人の細胞を採取してDNAの情報を読み取り、検査を受けた人の病気のかかりやすさ、体質などの遺伝的傾向を知る検査です。

遺伝子検査は特定の病気にかかりやすい、もしくは将来に発症する可能性があるなど体質をチェックするもので
実際の発症はわかるわけではありません。
MYCODEの遺伝子検査の場合、キットに唾液を入れるだけで3大疾病(がん、心筋梗塞、脳梗塞)の発症リスクや血圧、肌質、髪質などの体質をしることができます。
専門家が監修したレポートや生活改善アドバイスもあるので、自分の体質はどんなものかを知る手がかりになります。

ただし遺伝子検査は、がんに罹っているかどうかの判定はできません。
前もってかかりやすい病気を調べてから人間ドックのオプションを選ぶというように、人間ドックを活用する際のフォローとして利用することをおすすめします。

>>遺伝子検査を受けるには?

検査キットのメリットは?

  • 自宅にいながら健康のチェックができる
  • 検体を提出するだけで、がんのリスクをチェックできる

自宅にいながら健康のチェックができる

検査キットは郵送で届き、自分で血液を採取して、検体を問診票と一緒に返送するだけで手軽に健康チェックができます。
わざわざ病院に足を運ぶことないので仕事や家事育児でなかなか病院に行けないという人や人に知られずにひっそり検査をしたいという方におすすめです。

ただし、病気の疑いがあれば直ちに病院で受診をし、医師の指示を仰ぐ必要はあります。

検体を提出するだけで、がんのリスクをチェックできる

検体(血液・尿・便など)を自分で採って検査機関に送るだけで、様々ながんのチェックができます、
腫瘍マーカー(血液検査)の検査キットでは体の中にがん細胞があるかどうかを調べます。

<DEMECALのがん血液検査キットでわかるがんの種類>

肺がん、膵臓がん、胃がん、大腸がん、食道がん、乳がん、胆のうがん、胆管がん、肝がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん

がん以外の病気では、脂質異常症、脳梗塞、動脈硬化、胃潰瘍、高尿酸血症、肝臓病、糖尿病、腎機能障害、心筋梗塞などの病気のリスクチェックが可能です。
各メーカーでチェックできる病気は違うので確認してみてくださいね。

検査キットのデメリットは?

  • うまく採血できるのか不安
  • 検査結果にバラつきがある
  • がんの確定診断は不可能

うまく採血できるのか不安

自分で血を採るのには勇気がいると思います。しかしチクっとするだけなので、痛い~と悶絶するほどではありません。
多くの検査キットで使用する針(ランセット)は再利用や使い回し防止のため1回しかでてこないようになっています。針は使い捨てタイプなので事故や感染症の心配はありません。
もし採血に失敗してしまったら、無料で再送してくれるキットもあります。

検査結果にバラつきがある

病院で受ける検査に比べると検査内容によっては精度にばらつきがあります。
1回の検査結果を鵜呑みにせずあくまでも目安として利用するべきです。

がんの確定診断は不可能

がんの血液検査(腫瘍マーカー)は体内にがん細胞が潜んでいないかを調べる検査です。
あくまでがんの発見する「スクリーニング検査」で、がんを確定させ診断する検査ではありません。

基準値以内でもがんがないとは言い切れないので、健康不安や自覚症状のある人は必ず専門医で受診することをおすすめします。
自覚症状がなくてもがんに罹っているということはあります。むしろ自覚症状が出たころには手遅れ・・・なんていうことはよくある話です。
やはり医療機関で医師の診察を受け検査するに越したことはありません。

検査キットの流れ

一般的な検査キットの注文から結果までの流れは以下の通りです。


STEP1 検査キットを注文・購入
STEP2 検査キットが自宅ポストに投函もしくは郵送で届く
STEP2 自宅で検体を採取
STEP3 検体を郵送
STEP4 検査結果が郵送で届く

検査結果は申込みから1~2週間でわかります。

検査キットの検査方法は?

血液検査(DEMECAL)の場合、指先に「ランセット」という細い針が隠された器具によって、その針で指先に小さなキズを付けます。
採血具で血液を吸い取り、採血具をボトルに入れ、ボトル内にある溶液と混ざり合わせるためにボトルを振ります。

検査キットの検査費用・料金は?

DEMECALの血液検査キットは、8000円~10000円。

健康バスケットのがん検査キットは、単体のがんの場合4000円台から。がん検診パック6000円台から。
がん検査(単体)は、ピロリ菌検査が4351円(税込)、tf大腸がん検査(2日法)は3.271円(税込)、子宮頸部がん検査は4.243円(税込)。
がん検査パックの「女性応援セット」5種類のがん検査は17434円(税込)、「安心がん検査 男性セット」は4種類のがん検査で13029円(税込)となっています。
※2017年5月現在。価格が変動することがあります。

検査キットを受けるには?

ここでは代表的な検査キットをご紹介します♪

血液検査キット「DEMECAL」

DEMECAL(デメカル)の血液検査キットは、厚生労働省から組み合わせ医療機器として認可された血液検査キットです。
通常医療機関で行われる血液検査では真空採血管で3本となる10ml。
デメカルでは1回の血液検査で必要とする血液量はたったの0.05ml。
従来の検査と比べて約1/200の血液量で従来法と同等の検査精度が可能です。
特殊な方法で即時血漿分離し、高精度の検査を実現。日本で特許取得しています。

ネットで注文後、自宅のポストに投函。採血済みのボトルをポストに投函するだけで、申し込み後約1週間で検査結果が郵送で届きます。
がん検査(腫瘍マーカー検査)では体内にがん細胞(腫瘍)が潜んでいないかを検査します(スクリーニング検査)。
胃がん、肺がん、大腸がんの他にすい臓がんや胆のうがん、肝がんといった自治体のがん検診の項目に含まれていない部位をカバーしています。
他にピロリ菌検査、生活習慣病の検査キットもあります。

なお、採血に失敗しても大丈夫!無料で再送してくれます。
時間がなく手軽にがんリスクをチェックしたい人におすすめです。

>>公式HPはこちら

がん検査キット「健康バスケット」

健康バスケットのがん検査キットは、血液・尿・便などを採取して郵送で送るだけで検査結果が自宅に届きます。
検査セットの種類が多く、胃がん、肺がん、大腸がんをはじめ、自治体のがん検診にはない前立腺がん検査も可能です。

男性、女性それぞれに罹りやすいがんの検査をパックにしたものや、性感染症、生活習慣病にも対応しています。
誰にも知られずに検査を受けたい場合(性感染症に限る)は、メールで結果を通知するサービスがあります。

検査後は看護師、保健師による無料健康相談が受けられます。検査結果が陽性・陰性かかわらず普段から気になっている身体のことを相談できます。

血液検査だけでは不安。血液のほか尿や便などあらゆる検体から検査してほしいという人、アフターフォローを受けたい人におすすめです。

>>公式HPはこちら

遺伝子検査サービス「MYCODE」

MYCODEの遺伝子検査は、細胞からDNAの情報を読み取り、病気のかかりやすさや体質など遺伝的傾向を知る検査です。
検査方法は唾液を採取して郵送するだけ。
がんをはじめ生活習慣病、アルツハイマー病など最大150の病気の発症リスクや、血圧、肌質、体脂肪率、長生きする可能性など280項目をカバーしています。

疾患の発症リスクはレポートで確認。日本人の平均と比較した遺伝的な疾患の発症リスクや解析したDNAの性質がわかります。
データを基に管理栄養士が監修する病気予防法や生活改善レシピを見ることができるので、かかりやすい疾患を予防するにも役立ちます。

手軽に自分の遺伝的な体質を知りたい、病気予防に役立てたいという人におすすめです。

>>公式HPはこちら

検査キット まとめ

検査キットは、血液や尿、便などからがんリスクを調べる検査法です。
病院に行かなくでも自宅で検体を採取して送るだけなので手軽に検査できるのが特長です。

ただし、がんがあるかどうかの確定はできません。
あくまでも健康状態を知るためのツールとして考えましょう。
病気の可能性があれば、病院に行って医師の診断を仰ぎましょう。

きちんと調べたいのであれば、人間ドックや市区町村のがん検診を受けましょう。

参考文献・サイト