ガン検診と膣ガン(その17):がん検診に関する情報及び付随する情報のブログ

ガン検診と膣ガン(その17)

高齢者や超高齢者のがん患者は、年齢のためにがんの専門病院よりも、高齢者のための病院で診療を受けていることが多く、これら高齢者のための病院には、がんを専門とする医師は決して多くはありません。がん専門の病院と、高齢者のための病院の患者の死亡年齢も約20歳も違い、病院により対象としている患者の年齢の違いはかなり大きい物です。以上の点から、高齢者や超高齢者のがんについては明らかになっていない点が少なからずあります。高齢者や超高齢者はがんになりにくいというのは本当でしょうか。

また、その発症原因の多くは不明です。一部には、後述する特徴的な染色体異常を伴うものもありますが、なぜその異常が生じるのか明らかではなく、染色体異常を伴っていても、家族内で遺伝性に発症するわけではありません。したがって、発症にかかわる危険因子や予防法も明らかではありません。診断のために行う主な検査、ガン検診について探ってみましょう。症状などに合わせて適宜必要な検査が追加になることがあります。理学的所見、問診です。全身を診察し、リンパ節や肝臓、脾臓の腫脹の有無、感染の徴候や出血症状の有無、その他一般的な健康状態を調べます。

禁煙を最初に据え、具体的な数値を入れたのが新しいところです。これまでは、国立がんセンターが定めたがんを防ぐ12ヶ条が、がん予防のひとつのガイドラインでした。バランスのとれた栄養をとる 、毎日、変化のある食生活、食べすぎをさけ、脂肪はひかえめ、お酒はほどほど、たばこは吸わない、食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる、塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさます、焦げた部分はさける、かびの生えたものに注意、日光に当たりすぎない、適度にスポーツをする、体を清潔にというものです。

遺伝子の解析も進み、その家系におこっている遺伝子異常が同定でき、発病前から将来、腎がんにかかることが予測できるまでになっています。腎がんの遺伝子解析は進んできましたが、家系内発生を予測できることを除いてはまだ研究が行われている段階です。超音波検査は簡便で、スクリーニング検査としては非常に診断学的価値のある検査です。腎嚢胞や良性疾患である腎血管筋脂肪腫などの鑑別にも有用です。さらにCT検査が施行されます。この検査によって、腎の腫瘍性病変の鑑別診断が可能です。また、静脈内の腫瘍塞栓の有無やリンパ節転移の有無などが診断できます。胸部X線写真や肺CTにより肺転移の有無を検索します。また、骨転移の有無を確認するため、骨シンチが施行されます。血管造影検査も重要な検査ですが、侵襲が大きいこと、質の高いCT検査を施行すれば血管造影検査とほぼ同様の情報が得られることなどにより、近年、施行される機会は少なくなっています。

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