ガン検診と皮膚ガン(その17)
がん予防・検診研究センターにおけるガン検診の役割について考えてみましょう。これまでも新しい診断や治療法の開発、がん検診、禁煙対策など、様々ながん対策が取り組まれてきました。しかし現在、わが国のがんによる死亡は年間30万人に達し、高齢化に伴い、さらなる増加が危惧され、その対策が急務となっています。がんセンターでは、新たなガン検診の方法の開発とがんを含めた生活習慣病の予防対策に取り組むために、がん予防・検診研究センターを開設しています。ガンセンターは各地にあるといっていいでしょう。その管轄は各センターによって違っているはずです。
ガンセンターでは、ガン検診に関しては新しい検診手法の開発・精度評価、最終的にはその有効性評価により、わが国のがん死亡率・罹患率を減少させることのできる真に有効な検診法の確立を目指しています。またここでの検診データを予防の研究に利用することにより、がん発症にかかわる様々の要因を明らかにすることが期待されます。このようにがんセンターでのがん検診はがんの予防と検診の両面にわたってその研究に寄与することを目的としています。主な研究対象である多くのがんは、生活習慣病の一つでもあります。
最初に膣内に何か異常な部分がないか診て調べます。その時に細胞診の検査を行います。綿棒やブラシで子宮頸部や膣の表面をこすって細胞を採取します。次に内診して異常に触れる部分、つまり「しこり」の有無を調べます。後に細胞診で異常な細胞が見つかった場合は、組織診といって組織の一部を採取し、顕微鏡でがん細胞があるか、どのような種類のがん細胞であるかを詳しく調べます。また、しこりを見つけた場合には組織をとります。
問診、一般診察で白血病が疑われたら、血液検査を行い、末梢血液中の異常細胞の有無を確認します。白血病だからといって、必ずしも白血球数が増加しているわけではありません。正常範囲内のこともあれば、むしろ減少している場合もあります。血液検査で血球が減少していても異常細胞が認められないときは、骨髄検査、骨髄穿刺、骨穿、マルクを行い白血病細胞を確認します。骨髄検査は外来でも日常的に行われている検査で、必ずしも骨髄検査のための入院は必要ありません。このようにして、白血病であるとガン検診ではっきりとわかるということはまずありえませんから、専門医療期間において、しっかりと精密検査をうけていくことになります。決して治らない病気では亡くなってきています。
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