ガン検診と尿管ガン(その17):がん検診に関する情報及び付随する情報のブログ

ガン検診と尿管ガン(その17)

喉頭はいわゆるのどぼとけに位置しており、内面が粘膜でおおわれた箱のようなものです。喉頭の内腔は上前方は舌根につながり、上から喉頭蓋、仮声帯、室、声帯、声門下腔に分けられ、下方は気管から肺へ続いています。声帯は左右一対でのどぼとけのやや下に位置しています。声帯のある部分は声門と呼ばれ、それより上を声門上、下を声門下と呼んでいます。喉頭の背側には下咽頭と呼ばれる部位があり、こちらは食道へ続いています。喉頭は、左右の声帯の閉鎖と肺からの呼気により声帯を振動させる発声機能の他に、喉頭全体の機能として空気の通り道の確保と、食物の気管内への流入の防御の機能を有しています。

血液は、酸素を運搬する赤血球、主に細菌やカビ、ウイルスを攻撃する白血球、血管の壁に張りついて出血を止める血小板などの血球と、液体である血漿成分から構成されています。普段は赤血球の色で赤く見える血液が、がん化した白血球が異常に殖えて白く見えることから、白血病という名前がつきました。この病気は、1800年代にドイツの有名な病理学者であるVirchow先生がはじめて報告したのですが、当時は十分な検査法や満足のできる治療法はありませんでした。

ここでいう再発とは、治療しても体内に残ったがんの細胞や組織が、何らかの検査で再びみつかる大きさになることをいいます。体内にがんの細胞や組織があっても小さすぎて見つからない、つまりがんが潜んでいる段階の場合は、再発とはいいません。何年再発がなければ治ったとみなしてよいかは、そのがんの成長の早さに関係します。多くの種類のがんでは、治療して残ったがんの細胞や組織は成長が早く、5年以内に検査で見つかる大きさになります。ですから、治ゆできなかった場合はほぼ全て5年以内に再発となり、それ以後再発することはほとんどないため、5年生存率イコールそのがんが治る可能性と考えてよいとされているのです。

しかしこれらの小さな乳がんが人の命を奪うまでには、10〜15年以上はかかると考えられます。また手術をした乳がん患者さんでも、乳房のなかに見つけた腫瘤をかなり長く放置していた患者さんが3分の1もいました。それでも、乳がんによって亡くなった方は少数でした。こうしたことから、高齢者の乳がんは、人の命を奪うことが少ないがんもあることがわかっています。胃がんの場合も、若い人と高齢者とでは、がんの進み方が違っています。30歳代の胃がんには、がん細胞がひとつひとつ独立して存在する「低分化腺がん」が、85歳以上ではがん細胞がつながって存在する「高分化腺がん」が大部分を占めます。「高分化腺がん」の場合、胃の粘膜の表面に存在するがんは転移していないことがわかっていますから、その部分だけを除去することで、がんを治すことができます。高齢者の乳がんや胃がんは、決してすべてではありませんが、治療の比較的容易なのです。

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