ガン検診と前立腺ガン(その4)
食道がんの診断方法には、そのガン検診では、一般にX線による食道造影検査と内視鏡検査があります。その他、がんの拡がりぐあいを見るためにCT、MRI検査、内視鏡超音波検査、超音波検査などを行います。がんの進行程度を正確に診断することは、治療法を選択する上で非常に重要なことです。食道造影検査では、バリウムを飲んで、それが食道を通過するところをレントゲンで撮影する検査です。内視鏡検査が普及した今日でも、造影検査は苦痛を伴わず検診として有用です。造影検査では、がんの場所やその大きさ、食道内腔の狭さなど全体像が見られます。
たとえば、胃ガン検診においては胃部レントゲン撮影、乳ガン検診では、胸部の視触診やマンモグラフィ撮影、子宮ガン検診では子宮頚部細胞診などが行われており、異常が発見された場合は、さらに精密検査が必要になります。先に行っておきましょう。通常にほんでは、ガン検診、健康診断においては病気を治癒する目的の医療ではありませんから、健康保険なとの適用はありません。しかしながら、もしここで、ガン検診でがんがみつかってしまったらその後はどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
まず、Aランクについてです。これは死亡減少効果を証明する確かな根拠がある検診 といえます。 子宮頸がんは細胞診検査、乳がんは50歳代女性のマンモグラフィと触診の併用となります。そして、 大腸がんについては、便潜血反応があるものです。Bランクについては、死亡減少に相応の根拠がある検診といっていいでしょう。まず、胃X線検査による胃がん検診です。まずくてよく知られている白い液体、バリウムを飲む検査です。最近少しバリウムのまずさが改善されました。信玄がこれを受けていれば寿命が延びたかもしれません。
胃カメラは費用の関係で評価の対象外となっています。また、胸部X線写真と高危険群に対する喀痰細胞診による肺がん検診があります。喫煙者は両方とも検査することになっています。胸部X線では肺がんの写りにくい部位があります。これを補うためのCT検査の有効性はこれから検証開始ですが、集団的がん検診には向きません。やはり費用対効果が低いからです。 肝炎ウィルスキャリア検査による肝癌検診ですが、今、話題のC型肝炎、B型肝炎の原因ビールスを血液で調べることができます。最近においては内視鏡検査の際にも感染の有無がしらべられています。長いガン検診の歴史を経て、集団的ガン検診の効果が実証されている検査が以上です。
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